先日、競走馬のヴィクティファルスが、皐月賞のレースに向けて最終追い切りを行ったことがSNSで話題になっています。
そんなヴィクティファルスですが、馬名の意味が気になるという人も多いのではないでしょうか。
今回は、ヴィクティファルスの馬名の意味について調べてみました。

ヴィクティファルスの簡単プロフィール

ヴィクティファルスは、2018年5月1日に誕生した雄馬です。
父は2005年有馬記念で結果を残したハーツクライで、母は2015年中京日経賞にて勝鞍を手にしたヴィルジニアです。
このことから、かなり血統には恵まれていると言えますね。
そして、ヴィクティファルスは、2020年11月の阪神の2歳新馬戦、2021年3月のスプリングステークスで一着を獲っています。
2歳にしてこれほどの結果を残しているので、これからのヴィクティファルスの活躍に期待が高まりますね。
ヴィクティファルスの名前の由来は何?
ヴィクティファルスの馬名の由来は、「ガリレオ衛星に付けられた名前」だそうです。

ガリレオ衛星とは、有名な物理学者、ガリレオ・ガリレイが見つけた衛星のことです。
その中でも、ヴィクティファルスはガリレオが見つけた木星の衛星のなかでも群を抜いて大きいものだとされています。
なぜガリレオに関係した名前がつけられたのかというと、それは彼の母方の祖父の名前が関係しています。
彼の母方の祖父の名前は「Galileo」です。
ガリレオは、英ダービー優勝馬となり、欧州競馬界に君臨していた程の名馬でした。
その偉大さによって、彼の子孫には「ガリレオ」から連想される言葉が名付けられるようになりました。
実際、ヴィクティファルスの母のヴィルジニアの名前の由来は、ガリレオ・ガリレオの娘の名前から取られています。
ヴィクティファルスの代までGalileoの名前の一部が受け継がれていると考えると、感慨深いですね。