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【比較】まこなり社長のサービスUNCOMMONは本当に胡散臭いか検証

2021年にビジネス系Youtuberまこなり社長の提示したサービスが情報商材で胡散臭いと話題になっています。

まこなり社長といえば、Youtubeで人生にはお金より大切なものがあると説くような、清貧アピールをしているような人物です。

そんな人が、お金のために汚い商法に手を染めたなどかなり批判されているのですが、それは本当なのでしょうか?

今回は

・まこなり社長がプロデュースしたサービスuncommonのサービス内容

・なぜまこなり社長がプロデュースしたサービスが胡散臭いと言われている理由

・まこなり社長がプロデュースしたサービスが胡散臭いと言われている理由への反論

・様々な情報をまとめた上での筆者の意見

について紹介していきます。



まこなり社長がプロデュースしたサービスの内容

今回まこなり社長が提案したサービスはUNCOMMONという名前のサービスです。

ビジネスマンとして必要な思考力・文章力・コミュニケーション力の3つを動画やペアワークなどを通じて学習するオンラインビジネススクールです。

このサービスが発表されてから、SNSなどでは賛否の声が多数上がっています。

今回はなぜ胡散臭いと言われているのか見ていきます。



なぜまこなり社長がプロデュースしたサービスが胡散臭いと言われている理由

まこなり社長がプロデュースしたサービスが胡散臭いと言う人達の意見をまとめると以下のようです。

・情報商材という胡散臭いものに手を出した

・学べるような内容は数冊のビジネス書籍で完結する

・金額に対して得られるものが抽象的すぎる

・これに手を出すくらいであれば目の前の仕事を頑張るべき

この4つの意見が目立った内容ではないかなと思います。

それぞれまとめて見ていきましょう。

情報商材という胡散臭いものに手を出した

まず、今回扱うものが情報商材という怪しいものに手を出したから胡散臭いという意見です。

SNSだけでなくYoutubeでもこのような批判があがっています。

ここで、情報商材というものがどのような商売か国民生活センターが定義をしています。

情報商材とは、インターネットの通信販売等で、副業、投資やギャンブル等で高額収入を得るためのノウハウなどと称して販売されている情報のことです。

引用: http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201901_01.pdf

情報商材という言葉がなぜ、ネガティブな使い方をされるのか?といえばこの形態に詐欺まがいの手法のものが多いためです。

国民生活センターでわざわざ注意喚起が行われるほどのものなので、被害件数は相当の物があるのだな、と思います。

まこなり社長の動画は良く言えば「自己啓発」悪く言えば「綺麗事」をウリにしているので、そのような人が詐欺まがいの横行する手法に手を染めたということで落胆し、胡散臭いと感じたのではないか?と考えられます。

今までの清貧アピールはこの商売を成立させるためのポジショントークでがっかりしたという人もいるようです。

また、まこなり社長はプログラミングスクールの経営も同時に行っております。

そのプログラミングスクールの卒業生が使い物にならないと一部では批判を受けています。

このような現実があるのであれば、既存事業の内容を見直す必要があるとも考えられます。

にもかかわらず、現状を放置して情報商材という怪しい手法に手を染めたということで胡散臭く感じたのではないかと思います。

学べるような内容は数冊のビジネス書籍で完結する

今回のまこなり社長のサービスで学べる内容は様々な名著で学ぶことができます。

たとえば、コミュニケーション能力という観点であれば「伝え方が9割」といったベストセラー本などがあります。

1冊とは言わないまでも、メルカリなどを通して購入していけば今回学べる内容は数万円程度で済むのではないか?と言われていま?す。

そのようなサービスに10万円以上の大金を払う価値があるのか?という点について疑問の余地があると言われています。

金額に対して得られるものが抽象的すぎる

今回のサービスによって得られるものが抽象的ということで批判を受けています。

確かに、ビジネスマンとして圧倒的な成長と言われてもそれが具体的にどのようなものか、明確な指標が存在しませんね。

この点を指摘して、情弱ビジネスをする汚い人間であると評価している人も存在します。

これに手を出すくらいであれば目の前の仕事を頑張るべき

上2つの項目をまとめると、今回の内容は社会人として、仕事に真摯に向き合うことができれば獲得できる内容ではないか?と言われています。

文章作成、スピーチなどは確かに現場で仕事を行っているのであればどこかで必要となる能力です。

その上、仕事の現場で行っている作業のほうがより実践的であるため、意識が高いのであれば17万という大金を払う前に目の前の仕事で成果を挙げたほうが良いと主張されています。

厳しいコメントとしては、このような商材にお金を払うような人間同士でペアワークを行ったとしても、意味があるとは限らないという点にあります。



まこなり社長のサービスを評価する意見

一方で、今回の内容であればそれ相応の額であることを指摘する意見もあります。

社員研修として採用するのであれば、非常に成果の出るものではないか、という意見です。

このような意見を言うと、まこなり社長の会社で先にサービスを試してから行うべきという意見が出そうです。

おそらくですが、今回の内容はまこなり社長の会社ですでに行っている内容を商品としてアップデートしたないようなのではないかと思います。

実際に、似たような内容を行っていると過去の動画で語っています。

急成長企業の社員研修を受けられると考えれば、金額的には妥当なのではないか?と考えられます。

まこなり社長がプロデュースしたサービスが胡散臭いと言われている理由への反論

胡散臭いと言われている内容に対して反論も存在しました。ここからはそのような内容を紹介していきます。

手法と中身は切り離して考えるべき

まこなり社長は自身の動画でこれについて反論しています。

この内容をまとめると、自分たちのサービスは1年かけて準備を重ね、顧客満足度も重ねたものであるから詐欺まがいのものと同じにされては困る、というものです。

こればっかりは受けてみないとどうしようもないので、今後の口コミ次第なのかな?と思います。

教育サービスで同じことが言える

これに関しては、すべての教育事業に当てはまる内容ではないか?と考えられます。

例えば、大学入試のための予備校などはこれに該当します。

自分の志望校に受かるために必要な学力や問題はすべて書籍として販売されています。

にもかかわらず、予備校業が成立している理由は講師によるわかりやすい解説や、問題集の中でも優先的に行う問題を精査している、勉強せざるを得ない環境の提供など多岐に渡ります。

今回のサービスでも、情報自体に価値があるというよりは社会人として必要な能力を効率的に学習できるようにする点を重要視しているのでその点での批判は見当違いとも言えます。

目の前の仕事への貢献は本件と無関係

この内容については、まこなり社長のサービスとは切り離して考えるべきでしょう。

普段の仕事とは別に自己研鑽する場所の提供として今回のサービスが存在するので、仕事と両立できるという選択も考えられます。

この意見は正論ですが、それとまこなり社長のサービスが胡散臭いかどうかは別問題です。

様々な情報をまとめた上での筆者の意見

筆者としては、得られるサービスも非常にクリアなので、胡散臭さはないのかな?と思います。

胡散臭いものとは、サービスの内容が不透明かどうかを判断する基準なので、書籍で学べるという批判が生まれる時点である程度担保できる内容だと思います。

一方で、買うべきかどうかは慎重に検討すべきだと考えています。

理由は、この教材では成果をあげるための手段を獲得するに過ぎないからです。

今回のサービスで獲得できる内容は「優秀な社会人として必要なスキル」の獲得であり、それ自身が価値を持つわけではないです。

まこなり社長自身も「社会人として突き抜けた存在になる」以上のことを言えていないので、17万の費用対効果は本人の環境によると思います。

例えば、ブラック企業でスキルを生かしたとしても、サービス残業の量が増えるだけで意味がありません。

17万円を今回のサービスに使うのではなく、転職やそのためのわかりやすいスキルに力を入れるべきでしょう。

一方で、外資系企業のように能力に応じて給与がしっかり払われる企業であれば、今回のサービスで相乗効果が生まれるでしょう。

得られたスキルを活かせる環境下にあるかどうか、これをしっかり考える必要があります。

今回のサービスだけで人生に変化があるわけではないので「まこなり社長が勧めているサービスなら問題ないだろう」という気持ちで購入することはオススメできないかなと思います。

本当に良いサービスなのであれば、口コミですべて明らかになることだと思います。

そこからが、今回のサービスの真意が見られるのかな?と思います。