2021年の東京オリンピックから種目として内定したスケートボード。
その解説席にいる人物に注目が集まっています。
彼の名前は瀬尻稜さんというのですが、解説がすごくゆるいということで非常に話題となっていますがどのような人なのでしょうか?
調べてみました。
瀬尻稜のスケートボードの解説が面白すぎる
東京オリンピックのスケートボードで解説を担当した人は瀬尻稜さんという人です。
一般的に、スポーツ観戦において解説の人が目立つことはありません。
しかし、彼の場合ツイッターでトレンド入りするレベルで注目を集めました。
この秘密は、どうやら彼の解説にあったようです。
発言が適当なのに的確な説明
瀬尻さんがなぜここまで人気になったのかと言うと、適当っぽく見えるのに的確な解説が入るからです。
彼の解説の一言目は「やべー!」から入ります。
オリンピックというフォーマルな雰囲気あふれるところで、やべーって言える人はなかなかいませんよね。
しかも、これを毎試合言います。
瀬尻さんも堀米くんも乗ってきたな pic.twitter.com/ttCRbfkr2c
— カイエン青山 (@CayenneA0yama_) July 25, 2021
これは金メダリスト堀米選手の際のコメントですが、たしかにゆるい感じの解説をしています。
しかし、その後「ボードの中央に乗るように修正していて完璧な演技をしています」といった真面目な解説もしているのです。
このギャップにやられて、ハマった人も多いようです。
他の人も、このゆるい雰囲気がたまらないと感じているようです。
瀬尻さん好きになった❤️
— 失恋シンデレラ@北千住 (@6FNWJd4EQr3grVq) July 25, 2021
スケボー解説の瀬尻さん
スポーツとしてだけではなくストリートの文化が広まると良いという最後の言葉が全てを象徴してる感じ
かっけえ、熱い、ヤバいという台詞こそがスケボーの楽しみ方なんだなってのが伝わってきて
こういう人じゃ無いと文化の伝道師って務まらないなと思った人選素晴らしい
— LazyandDowner (@LazyandDowner) July 25, 2021
試合の雰囲気も最高だったけど、何よりも解説の瀬尻さんが最最高でした。また観戦したいと思った
— 獄卒 (@gokusotsu_neko) July 25, 2021
瀬尻さんはすごい気さくな人なのでフランクに感じますが、経歴を調べてみると世界大会5連覇の猛者だったのです。
瀬尻稜の経歴は世界大会5連覇
瀬尻さんは東京オリンピックで解説に呼ばれるレベルなので、スケートボードの腕前もかなりのものです。
それもそのはずで、当時11歳だった2007年には日本スケートボード協会 (AJSA) のプロクラスグランドチャンピオンを史上最年少で獲得しています。
小さなときから才能がすごかったようですね。
しかもそこから3連覇を達成しているので、当時は日本では敵なしだったようです。
そこから世界大会にも出るようになったのだとか。
2013年には17歳でワールドカップ優勝を果たします。
そこから5連続で優勝を飾り、世界でも名前の知れた存在になったようです。
当時のプレイスタイルがYoutubeにアップロードされていました。
アグレッシブ過ぎてかっこいいですね。
勝つことより楽しむことを優先
2021年現在、瀬尻選手は24歳なので東京オリンピックを目指しても十分に通用しそうな気がします。
しかし、彼はあえて東京オリンピックは狙わなかったことを大手サイトで語っています。
「小さい時から父ちゃんに『勝つことが一番』って教わってきたので、15、16歳くらいまで勝つために大会に出てたんですよ。
でも、海外の大会に多く出るようになってから、勝つだけじゃなくて、自分が楽しむために大会に出るんだっていうのを、いろんなスケーターから感じて。
自分でもそう強く思っていた時期が、ちょうど五輪競技になるって決まった時期だったんです。
だから『いや、オリンピックは出ないっしょ。俺は楽しくスケボーするっしょ』って思って、目指さなかったんです(笑)」
引用: https://the-ans.jp/column/110916/2/
勝つことよりも、楽しく自分がプレーできることが大切ということを考えた瀬尻さん。
そのような考えがあったからこそ、東京オリンピックでの面白い解説が出たのだと思います。
今後が楽しみですね。