東京オリンピックは新型コロナウイルスによる開催延期や森喜朗元会長による女性蔑視発言等、さまざまな問題に直面してきました。
その影響もあってか、東京オリンピックの聖火ランナーが相次いで辞退する危機に陥っています。
今回はそんな聖火ランナーを辞退した芸能人をまとめてピックアップしていきます。
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聖火ランナーを辞退した芸能人と理由一覧!
田村淳 | 森喜朗会長の発言に反発 |
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五木ひろし | スケジュールの都合がつかなくなった |
常盤貴子 | スケジュールの都合がつかなくなった |
玉城ティナ | スケジュールの都合がつかなくなった |
斎藤工 | スケジュールの都合がつかなくなった |
藤井聡太 | 将棋に精進するため |
川澄奈穂美 | アメリカ在住で日本へ移動時の感染リスクを防ぐため |
田知本遥 | スケジュールの都合がつかなくなった |
TOKIO | スケジュールの都合がつかなくなった |
窪田正孝 | スケジュールの都合がつかなくなった |
ここからは彼らの辞退理由の詳細をまとめていきます。
聖火ランナーを辞退した詳細な理由一覧!
オリンピックの聖火ランナーといえば、本来であれば憧れのイベントです。
にもかかわらず、辞退者がたくさん出てくる背景には、コロナの中でのオリンピックという状況に対して様々な思いがあるからだと考えられます。
ここからはそれぞれの理由を注意深く掘り下げていきます。
1.森喜朗元会長の発言に反発
森喜朗元会長の発言を受けて聖火ランナーの参加を辞退された方がいます。
それがロンドンブーツの田村淳さんです。
淳さんは森会長の発言を受けて、聖火ランナーを辞退することを自身のYoutubeチャンネルで発表しました。
田村さんは動画の中で
「森会長のインタビューをみてて、オリンピックはコロナがどんな形であっても開催するんだという理解不能な発言をされていらっしゃった」
ということを受けて、状況を顧みない発言に最後まで納得できず聖火ランナーの辞退を決めたそうです。
森喜朗元会長の発言は確かに強烈で、老害と言われてしまうほどでした。
2.スケジュールの都合が合わなくなった
聖火ランナーの予定日に別の仕事が入ってしまったために辞退した方がいます。
歌手の五木ひろしさんを筆頭に、常盤貴子さん、玉城ティナさん、斎藤工さん、田知本遥さんが該当します。
新型コロナウイルスの影響で、仕事の影響が前倒しになってしまったようです。
一方で、仕事のバッティングぐらいであれば上手く調整できそうな気もします。
ということは、聖火ランナーの仕事は優先順位が低いということになります。
これは、タレントという人気商売を考えればある程度納得できます。
現在、東京オリンピックの聖火リレーはそもそも行うべきなのか、疑問視する声が多数上がっています。
島根県の聖火リレー反対の意見書は大手サイトで取り上げられるほど波紋を呼びましたね。
島根県の丸山知事は、政府と東京都が新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込めないかぎり、県内での聖火リレーを中止せざるをえないという考えを示しています。
聖火リレーの実施にあたっては、大会組織委員会とそれぞれの都道府県が協定を結んでいますが、島根県はこの中の規定に対する違反があったとして、是正を求める文書を組織委員会に送ったことを明らかにしました。
引用: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210226/k10012887311000.html
SNSでも聖火リレー反対の声は多数上がっており、とても歓迎されたムードではありません。
オリンピック聖火リレー走れる人って同じに日本人とは思えない
日本国民の状況考えるとオリンピックする余裕なんてないと思い、普通は拒否ると思うけどね— ぴんくるん🐾 (@Pink_rin_19) February 27, 2021
コンパクト五輪開催したいのなら、もう聖火リレー辞めればいいと思う。
そんなに無理矢理走らなくてはいけたないものなのか?
※いだてんは全話みてました。— きゃさりん@ (@kyasarin123) February 27, 2021
コロナを死者ゼロに封じ込めている、丸山達也島根県知事の主張は聞けば聞くほど正しい。「感染拡大地域に比べ政府の支援に差があり不公平」と言っているだけなのだ。経済が疲弊している上に聖火リレーの警備等7800万円は地方にとって負担が大きく、五輪より大事なものがあるだろうとの問題提起なのだ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) February 24, 2021
ここまで反対の意見が出てしまうと、わざわざ出場するメリットがそんなに感じられません。
むしろ、「非常事態に人を集める行為をしている」という理由で非難されかねません。
そうなったときのリスクヘッジとして辞退の申し入れを行っているという考え方も出来ます。
3.本業との関係性を直接言及した人も
スケジュール調整ではなく、はっきり仕事との関係を明言した方もいらっしゃいます。
藤井聡太さんは、将棋に集中するために先の見えない聖火ランナーという仕事を辞退しました。
また、サッカーの川澄奈穂美選手は自身がアメリカ在住であることを理由に辞退しています。
確かに、世界中でコロナウイルスが蔓延している今、わざわざ来日する必要は無いでしょう。