受験勉強に問題集って必須ですよね?ただ、ここで問題が発生します。
「どの問題集やっていけばいいの??」
「どれもお勧めされていてどこからやっていけばよいかわからない」
なんて悩み多いですよね。確かに、今の本屋ではいろんな問題集が売られていて、どこから手を付けたらよいか分かりません。
ということで今回は
「偏差値89が使ったレベル別問題集3選」
についてお話していこうと思います。対象レベルとどのくらいまで実力を上げることができるのかを分かりやすく書いていくので参考にしてみてくださいね!
初級編:宇宙一わかりやすい高校化学
いきなりとんでもない名前の問題集が出てきました。どちらかといえば参考書に近い本になります。
これは、基本的に「化学という科目をマジで初めて勉強するよ」って人におすすめしています。
この本の特徴は何といっても、イラストがキャッチ―です。
だから、小難しいこととか一切なく、すっきり入ってくのです。
しかもストーリー仕立てになっているので
あ!この内容の問題あのストーリーに出てきたやつだ!
ってなりやすいのですいすい答えが出てきます。
問題の量も少ないのでさらっとクリアできるのもいいところですね。
ここでやってほしいことは
「とにかくイメージで必要事項を頭から出し入れする」
ということです。これ、重要なのがいれるだけじゃなく出すことも並行して行ってほしいということです。
普通の参考書って読んでそのままという形になりがちです。だからこそ忘れます。
一方でこの本はストーリーを話していくうちに勝手に覚えていきます。このことが重要で、これが「知識を出して答案を書く」アウトプットの練習になります。
それの第一歩としてすごく使いやすい参考書です。
中級編:基礎問題精講
ここからは本格的な問題集に移っていきます。この本は基本事項に特化した参考書です。
センター試験の点数が60点を割るようでしたらこの参考書をひたすらやっていきましょう。
先ほど学習した宇宙一わかりやすい高校化学の内容が入っていれば問題なく解けるレベルです。
この時、お勧めしたい勉強法があります。それが
「5分悩んで手が動かなかったら答え見てやり直せ」
これ、すごく大事です。化学だと特に。
え?数学とかだと悩んだほうがいいって言ってるけどそうなの?
って感じですがその通りです。これは化学って教科の特性にあります。
化学って科目は「短い時間で広範囲の問題を解く」という特性があります。
これは主要科目とは決定的に違うポイントです。
数学とかは大問が片手で数えるほどしかないのに2時間とかになってますよね?
論理的な思考力を試すにはそれくらいの時間が必要なのです。
一方で、化学は違います。制限時間内にいかにたくさんの問題をできるか。そこにかかっているわけです。
となると、練習の時から悩んでいては時間が足りなくなりますね!
だからこそ、さっさと答えを見て考えを修正していきましょう。
どこかの天狗に
「判断が遅い!!!」
って言われないようにするのがこの問題集の目的です。
上級編:重要問題集
ぶっちゃけ、この本ができれば9割以上の大学は受かります。冗談抜きで本当です。なので、これ以上難しい問題はよほどのことがない限りやらなくて大丈夫です。
もう合格点+1割くらい全教科でとったけど、それでも暇になっちゃった。
って人以外はこれ以上の参考書はやらなくてよいです。それくらいこの問題集はすごいです。
この問題集の良い点は応用問題の網羅性にあります。
合否を分ける問題って基本的にはどこかで必ず出題されているような内容が書かれています。
例えば、東京大学2015年では緩衝液のpHの問題が出題されました。これってどの大学でも必ず聞かれるような問題です。
このような問題は必ず重要問題集には載っています。
受験生ってとにかく時間がないんですよね。化学って科目はサブ教科なので、最後に取り掛かる科目です。
だから問題集を完璧に取り組むとしたら1冊、できて2冊が限度です。
じゃあどのような問題集を選ぶか?といったら網羅性の高いものになりますよね?
それを満たしている参考書がこの問題集なのです。
ただ、解答があまり親切ではないのでところどころ分かりづらいところがあります。
なので、学校の先生なりに質問しながら進めていくとすぐにできるようになります。
これも、悩んだら即質問!です。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は化学のおすすめ問題集を3つ紹介しました。
自分のレベルにあった内容のものを選んでくださいね!そうでないと挫折の原因になってしまいます。