アニメ

クルシュ・カルステンみたいな人を変える魅力が欲しい

リゼロのクルシュって鬼かっこいいですよね。

ってかほかのアニメなら間違いなく主人公です。スバル君ヒロイン説。

 

だからこそOPではこのドアップ。

他の候補よりも確実に優遇されています。なんなら二期でも出番あるらしいです。

 

クルシュの人間的魅力は動画でばっちり語ったのですが

 

自分にとって尊敬できる人ってクルシュみたいなまっすぐ向き合ってくれる人ですよね。

僕にもこういう人がいて、それは浪人時代のクラス担任でした。

 

僕の人生を変えた浪人時代の担任の先生

僕はめっちゃ遊んで浪人しました。

センター試験失敗して、めっちゃ萎えて一か月で100巻以上出てる「はじめの一歩」って漫画を読み切って第一志望に落ちました。

 

ただ、当時の僕って無責任なんですよ。センター失敗したときは

「学校の方針で地理選択にしたから失敗したんだ!」

って永遠に言い続けてました。

 

悲劇の主人公気取ってましたね。

実力がないって認めたくなかったので、ひたすら人のせいにしてました。

 

これに関しては動画で話した通り、スバル君と同じです。

無力な自分を隠すために、吠えてました。

 

そういう人の周りには人って寄り付かないんですよ

みんなが離れていきます。実際、浪人生の時にできた友達は1人だけです。

 

逃げてるうちって成長できないんですよね。

 

アドバイスもらったとしても

「それお前だから当てはまったんだろ?おれは違うから」

「んなこたぁ分かってる。俺は手っ取り早くどうにかなる方法を求めてるんだよ!」

 

ってことしか言いません。素直になれないからどんどん悪い我流がついていきます。

そして伸びない。つらい。伸びないとまたひねくれる。

 

この蟻地獄はハマってることに気が付けないんですよね。

もう、視野がイノシシより狭い状態ですから。

 

そんな人生詰んでる状態でも、一人だけ向き合ってくれたのが浪人の時のクラス担任でした。

 

まぁ、ズバズバ言われました。ただ、内容が普通の人とは違うんです。

 

よくある予備校って

「夏のこの時期にこの点数じゃ厳しいんじゃない?」

って結果をDisってくる感じです。

 

そんな簡単に点数伸びたら浪人してないわってめっちゃ思いましたね。

特に高校の友達に言われると

って感じでしたね。大学で遊んでるやつが調子乗ってんじゃねえよ。

 

ただ、この担任は違いました。

「君は現役の時受験に失敗したわけだけど、その時の自分と向き合ったことある?」

でした。夏の志望校模試の結果を横においてそんなこと聞いてきました。

 

なんで模試そっちのけでそんな話するんだろうって感じですけど

あの人は僕が成績伸びない理由は、意地張ってるからって気づいてたんですよね。

 

浪人生って受験勉強かじっちゃってるから1年やったプライドがあるんですよ。

自己流を捨てられないんですね。だから成績が伸びない。

 

上にも書いた通り、僕は自分の無力さを人に押し付けて生きてきました。

もうプライドってセメントで塗り固められてるんですよ。

それに気が付いたんですよね。そこをひたすらほぐしてくれました。

 

この時、僕は口では悪口言いまくってました。

でも、本心から嫌いになれなかったんですよね。

あ、俺に足りなかったのそういうことなんだって思えたんです。

 

僕はその担任のいうことだけは信用できました。

他の教員を信じてはやれなかったですけど、その担任との面談でいわれたことだけは

納得していたような気がします。

 

おかげさまで、現役時代では落ちたランクの大学に受かりました。

もちろん自分が勉強したってのもあるでしょうが、過去と向き合うきっかけをくれたのはその瞬間です。

 

そうはいっても、コンプレックスを解消できたわけではなかったので

拗らせ生活はまだまだ続いてました。

 

ただ、今思うと僕が素直に人のいうことを聞けるのは、

この体験がきっかけだったと思います。

 

人を変える魅力のある人

人を変えるひとって、みんな心の闇に近づける人なんですよね。

 

クルシュはスバルの保身癖を毅然とした態度で責め立てました。

僕の担任の先生は僕の凝り固まったプライドにメスを入れてくれました。

 

普通の人ならスルーしたりしてしまうネガティブな部分。

ここにしっかり向き合ってくれる人の言葉ってずっしり来るんですよね。

 

これは相当な経験と勘と度胸がないとできません。

適当な態度で接すれば、相手はもっとふさぎ込んでしまうでしょう。

 

だからこそ僕は、もっと勉強していきたい。

自分が良いなって思った人が目の前で腐っていくのを見たくないんですよね。

 

そのための努力はこれからも惜しまずやっていきます。