2021年冬アニメの覇権というほど人気を集めている「PUI PUI モルカー」をご存知でしょうか?
3分位のかわいいフェルトアニメなのですが、最も人気なアニメとして人気を博しています。
正直、意味がわからないレベルで拡散されまくっていますが、その魅力はどこにあるのでしょうか?
今回はPUI PUI モルカーのあらすじとどこに面白さが隠されているのか紹介していきます。
コンテンツ
PUI PUI モルカーのあらすじ
PUI PUI モルカーとは、モルモットの形をした車が日常世界に溶け込んで生活するという子供向けアニメです。
実際にフェルトでものを作って、それをコマ送りにして撮影しています。
ニャッキーと同じ手法といえば伝わる人も多いかもしれません。
ツイッターでもかなり人気で、放送開始直後から二次創作が作られるほどです。
モルカーの波に乗り遅れて、1.2話を見逃したのですが…3話見ただけで泣きそうになったのでモルカー凄い
もっと楽しみたいけれど、支部にはやばめの物が多くて軽率に開けない…
安心安全に楽しみたいジャンルを、上手いこと摂取する方法が知りたいです。
雑食だったのにね…
あと再放送を望んでいます🙏— 布丸/Loa (@yYVvMIaIN90jgNo) January 20, 2021
シティーハンター の世界にモルカーがやってきた!
らきっと、めちゃくちゃ大事にされそう。
獠ちゃんもモグモグタイム時頬袋あるしね、仲良く出来るよ🥺✨✨✨✨ pic.twitter.com/TLkVRNftsr— きらり山 優 (@ymzkmsr) January 18, 2021
Extreme Christmas Party In A Molcar! pic.twitter.com/m7Wx6ojmE4
— JPヘッツァー(2nd season) (@JP_hetzer_G2) January 19, 2021
海外向けに二次創作が行われて、それがバズっているあたり相当の人気を感じます。
PUI PUI モルカーが人気な理由
モルカー3話すでに189万再生されていて覇権を感じる
— やじさん (@Yaji_sang) January 20, 2021
今期の覇権アニメと言わせるモルカーの魅力は何なのでしょうか?
モルカーヒットの秘密には数々の仕掛けがあることがわかりました。
1.モルカー自体がかわいい
なんといっても主人公のモルカーがかわいいことが人気の一つです。
モルカーとは、モルモットの車という意味でモルカーです。
声優は本物のモルモットを使う本格っぷりで上手くコミカライズシているなという印象を受けました。
この愛らしいデザインが受けて、ツイッターでは自作のモルカーを作るといった企画が流行ってましたね。
自作デザインでモルカーを作ると俺だけのモル、という感が強くなって良い pic.twitter.com/smAHem26ms
— 🥫イツコ🥫🍝🍜 (@itukoWT) January 19, 2021
自作モルカーのシロモちゃんを飼ってみたのです😎👍🏻#モルカー pic.twitter.com/tH8hJLfn0J
— 猫守喜 はなまる🐾💮 (@vmaid_hanamaru) January 19, 2021
羊毛フェルトで自作モルカー!
シロモ(まつり作)
ポテト(夫作)です。
私は羊毛フェルト初挑戦。夫は元々一時期ハマってたので慣れてますね。
しかし手芸や裁縫がマジでできない女にしては頑張りました✨✨✨
ていうか超可愛い🥰🥰🥰 pic.twitter.com/O8ckPhNLr7— ma2ri(まつり)@プレ花延長 (@ma2ri11) January 24, 2021
モルカーのポテトちゃん作った🐹🚘
今メルカリでたくさん羊毛フェルトの自作モルカー売られてるみたいだけど売るのも買うのも🙅♀️
みんなで自分で作ろう…楽しいぞ…#モルカー #羊毛フェルト pic.twitter.com/9q9ngBQP6y
— つら (@suctma) January 24, 2021
ちなみに、モルカーは羊毛フェルトを使えば意外と簡単にできちゃいます。
2.人間は愚かと感じるギャップ
かわいいのに描写がブラックという点がモルカー独自の面白さではないでしょうか?
作風だけ見れば非常に可愛らしいアニメですが、登場してくる人間が非常に醜く描かれています。
こちらは4話の次回予告ですが、モルカーの中に乗っている人間が窓からポイ捨てをしていますね。
それだけに飽き足らず、調子に乗って捨てまくる始末…
人間の汚い部分が如実に現れているのではないでしょうか?
モルカーのように作者の考えが非常に色濃く出た作品はヒットしたときの反響が非常に大きいです。
天気の子で大ヒットした新海誠監督も同じように思想性の高い作品を生み出すことで有名ですね。
実際、オタクの間で二次創作がかなり行なわれていますね。
岡田斗司夫氏が「プペルは見ない。面白かったらオタクは二次創作してる」と言うので、実際『プペル』と『モルカー』で、どの位二次創作があるか、ピクシブで較べてみた。 pic.twitter.com/CQYGn34ckM
https://www.youtube.com/watch?v=UFBQPJXJZZ8 — タカハシ ケンジ@デブの命は大事 (@fDyNxIsnOw1n7Hz) January 19, 2021
ヒットの理由はオタクが面白いと思えるような、思想性の強さにあるのではないでしょうか?
3.ストップアニメで本格アクション
モルカーはストップアニメーションという手法なのにかなり派手な演出が多いです。
ストップモーション・アニメーション(Stop motion animation)とは、静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影し、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術、技法。
引用: ウィキペディア
先程紹介した、フェルトを動かしながら一枚一枚撮影するという気の遠くなるような作業をしているんですね。
なかでも、もっとも手がかかっているシーンがPVのヘリコプターです。
ヘリコプターがくるくる回りながら爆発するという演出をストップアニメーションで実現しているのです。
ヘリの撮影シーンについて、監督はこのようにコメントしています。
「もともとハリウッド映画とかで、どんどんカメラが動いていって迫力のある映像を見せるっていうのが好きだったので、『モルカー』でもチャレンジした」と見里。実際にやってみると「人形を動かすだけじゃなくて、カメラも24フレーム分動かしていかないといけない。途中でカメラが倒れてしまったりとか、画面がぐちゃぐちゃになって大変」と改めて説明。
子供向けアニメでありながら、一切の妥協がないその作品作りに、多くのファンが魅了されたのではないでしょうか?