実力派女優の池脇千鶴さんが土曜ドラマ「その女、ジルバ」でとても活躍していらっしゃいますね。
彼女は1997年から女優として活躍していますが、演技力の高さからかなり評価を受けています。
そんな彼女の演技ですが哀愁漂う物が多く、とてもリアリティが高いです。
これは一節によると池脇さんの役者としての過去が壮絶なものだったからという噂も流れていますが、本当なのでしょうか?
今回は
・池脇千鶴の演技力を評価された作品
・池脇千鶴の徹底した役作り
・池脇千鶴の過去の貧乏な生い立ち
について紹介します。
池脇千鶴の演技力を評価された作品
池脇千鶴さんは美しさもさることながら、圧倒的な実力で女優の道を駆け上がってきました。
彼女が初めて注目されたドラマと言えば、朝ドラ「ほんまもん」からと言われています。
この作品は、精進料理の料理人として成長していく主人公の山中木葉を演じました。
当時は、若手女優の中のひとりとして評価されたに過ぎなかったようですが、2003年に転機が訪れます。
2003年公開の映画「ジョゼと虎と魚たち」の怪演が非常に評価されたのです。
この作品は、妻夫木聡演じる大学生と池脇千鶴演じる足の不自由な女の子との恋愛模様を描いた作品ですが、とにかく描写がリアルなんです。
この作品で池脇さんは濡れ場にも挑戦したのですが、それも結構リアルな感じだったようです。(画像はこちらから)
2021年現在でも以下のような評価を受けるほどの普及の名作です。
妻夫木聡の好演も見逃せないが、やはりジョゼという強さの中に儚さが同居するようなキャラクターをすがすがしく透明感いっぱいに演じた池脇千鶴の演技が素晴らしい。何気ないひと言でありながら、どこか心に染みるようなセリフも悪くない。
彼女の演技は見た目にまでこだわります。
2015年公開の「きみはいい子」では役作りのために激太りしました。
その時の画像がこちら
初めてこの写真を見たときは同一人物なのか、少し疑問に思いました。
比較画像を見ると一目瞭然です。
彼女は演技のリアリティを出すために、このような肉体改造をストイックなまでに行います。
2021年公開の「その女、ジルバ」では40代ということで老け顔になっていたことも驚きの1つです。
これについては別の記事で詳しく紹介しています。
池脇千鶴の演技力がすごい理由
池脇さんの演技は他の女優にはないリアリティを持っています。
SNSでも演技力がここまで褒められる女優は少ないのではないでしょうか?
池脇千鶴をもっと使うべき!演技では出せない「哀愁」 や陰が滲み出ていて素晴らしい 苦労してきた人生が表情やたたずまいに現れている#たいむとんねる
— patriotism (@tt7109059514461) March 11, 2019
今クールのドラマで見てるもの
・その女ジルバ
・監察医朝顔
その女ジルバの
平均年齢70歳という
超高齢熟女バーで
40歳の主人公が
生きる喜びを思い出していく
というストーリーと
池脇千鶴の
40歳の独身女の演技が
凄くいい
ジョゼと虎と魚たちの
千鶴ちゃんとは別人みたい pic.twitter.com/16vqV443A8— ばにら副主任代理@小樽 (@_vanillapia) January 21, 2021
ジルバ#1視聴中です。池脇千鶴さん久しぶりに拝見いたしました。昔から好きな女優さんのお1人です。相変わらずの演技力に脱帽しております、、ああかわいい。
— ®️ (@ikeotack) January 20, 2021
ジルバを見てても涙腺が緩む。池脇千鶴の演技良すぎる🥲
— きー (@kiiii_kyyyy) January 17, 2021
彼女の演技力がすごい秘訣は何なのでしょうか?
それは彼女の徹底した役作りと過去の貧乏な生い立ちからと言われています。
池脇千鶴の徹底した役作り
池脇さんの演技力の秘訣ですが、徹底的な役作りが挙げられます。
そのストイックさは役作りに入り込みすぎるせいで撮影を延期するという事件からも伝わってきます。
「池脇さんが控室から出てこなくなってしまったんです。マネジャーが説得を試みるも、カメラの前に立つ気分にはなれなかったようです。結局撮影はできたのですが、ほかの共演者を長時間待たせてしまいました。数日前にあった衣装合わせにも姿を見せず、悪い予感がしていたのですが……」(前出・制作スタッフ)
「彼女は、とにかく役にのめり込むタイプ。役に応じて顔つきや体形が変わったり、家に帰ってからも役の性格が続いたりする。だからこそ、演じる役のせりふや行動に納得できない部分があると、とたんに演技ができなくなってしまう。今回、初日に出てこられなかったのは、まだ役の理解が足りず演技ができないと思ったからかもしれません」
引用: https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/postseven/entertainment/postseven-1621500
遅刻の良し悪しはともかく、ここまで覚悟を持って役を演じる女優はかなり少ないのではないのでしょうか?
役にのめり込んでしまうタイプの俳優といえば、堺雅人さんがいらっしゃいます。
半沢直樹の続編がすぐに取れない理由の一つには堺雅人さんの役作りに時間を要するからという噂が流れるレベルです。
この誰も真似できないような役作りの徹底さが作品の良さを引き出しているのです。
池脇千鶴の過去の貧乏な生い立ち
池脇さんの演技の中で特に評価を受ける部分は哀愁漂う演技です。
池脇千鶴さんの疲れきった40女役、哀愁漂い具合がすごくいい。追い出し部屋の物流倉庫にいそう。
働き始めたbarのママ役の草笛さんもすごくパワフルだし「女は40から」と励まされたらパワー貰えそう。
この先もちょっと気になるなあ。#その女ジルバ— うなぎ (@8Y1IH2A6nKxaqS3) January 19, 2021
池脇千鶴をもっと使うべき!演技では出せない「哀愁」 や陰が滲み出ていて素晴らしい 苦労してきた人生が表情やたたずまいに現れている#たいむとんねる
— patriotism (@tt7109059514461) March 11, 2019
演技だけでは出せない苦労経験が彼女の演技を影で支えています。
この苦労経験の一つには彼女の貧乏経験があるからと言われています。
池脇さんは東大阪の集合住宅で育ったのですが、非常に貧しかったようです。
ここが池脇さんの住んでいた実家と言われているのですが、お世辞にもきれいとは言い難いです。
また、若い頃は実家ぐらしだったことで交通時間にかなりの時間を取られていたようです。
最近は、高校や事務所の近くに一人暮らしというケースも多く見られますが、彼女の場合はそうはいきませんでした。
その結果、高校を中退して芸能活動を行っていたようです。
このような、貧乏経験があるからこそ、役作りも非常にリアルです。
例えば、2014年に公開された「そこのみにて光輝く」で池脇さんは貧困層の家族を演技ます。
一般的な貧乏のイメージであればガリガリに仕上げてくるところです。
しかし、彼女はあえて太って挑みました。
その理由は以下のようだったそうです。
池脇と今回の役について友近が
「貧乏な生活してる人って食事が炭水化物ばっかりになるでしょ。この池脇さんは、炭水化物で太った感じのリアルな体つきなの!」
と熱弁をふるうと、Aが「もしその体型がもとからだったら失礼でしょ!」と突っ込んだ。
しかし監督が「体つきについても、池脇さんはわざとやってると思う」と発言し、一同でさらに感心してしまう場面も。
引用: https://natalie.mu/eiga/news/142012
確かに、現在の安い食べ物は高カロリーな炭水化物が多いので貧乏な人ほど太っているようです。
このあたりも、彼女の幼少期の経験から来ているのではないか?と言われています。
このように、池脇さんの演技はただ役をコピーするだけでなく、自分の経験からくるリアルな部分を絶妙に取り入れているため、唯一無二の女優として演技ができるのです。