卓球の福原愛さんが株式会社omusubiという会社を設立しました。
卓球選手からのセカンドキャリアということで注目も非常に集まっています。
具体的にこの会社はどんなことをするのでしょうか?
今回は株式会社omusubiについて紹介していきます。
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福原愛が株式会社omusubiを設立
福原愛さんが株式会社omusubiを設立したことを自身のHPで発表しました。
私が競技の引退を決意した大きな理由として、これまでの経験を活かし、
選手としてではない形で子供たちが夢へと向かう環境づくりのお手伝いやアスリートの後輩たちに未来への道筋を作りたい、
世の中の役に立つ活動をしたい、そんな想いがありました。
選手ではない立場で皆様の心に寄り添えるようなボーダレスな活動をしていきたいと思っています。
福原さんは選手として以外にもさまざまなところで卓球界へ貢献してきました。
2015年には、東日本大震災の被災地に慰問会を行うなど地域復興に力を入れていきました。
その活動を飛躍させるためにも会社設立を行ったのではないでしょうか?
福原愛が設立した会社の事業内容は何?
福原さんの設立した会社の業務内容は具体的に何なのでしょうか?
まだ、具体的な活動は行っておらず準備段階のようですが、一部決まっている内容も存在するようなので紹介していきます。
1.宮城県で子ども向けの卓球大会「愛ちゃんカップ」を開催
卓球で2大会連続メダルを獲得した福原愛さんがJOC事務局にいらっしゃいました。パネルの前で記念撮影!#福原愛 #がんばれニッポン #卓球 pic.twitter.com/E5kDcZ8n1S
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) December 13, 2017
宮城県で子供向けの卓球大会の開催を行うことが決定しています。
この運営を事業内容として掲げているようです。
東日本大震災以降、大会を運営していく場所や資金もかなり苦しい状況だと考えられるので非常に素晴らしい取り組みになりますね。
2.障害者福祉施設に卓球台を寄贈
障害者施設への寄付も検討しているようです。
これは、福原さんのお母さんの影響がかなり大きいようです。
腰が悪く車いす生活をしている母と暮らすようになり、卓球をすることが生きがいだった母が、
今までのように卓球ができなくなり悲しんでいる姿を見て、ご年配の方々やハンディキャップを抱える方々にも
年齢や体の不自由さに関係なく、楽しんでほしい、幸せを感じてほしい、そんな気持ちも強くなりました。
パラリンピックの開催も相まって、かなり社会に貢献する事業になりそうですね。
福原愛の会社が非営利団体ではない理由は?
〈社会貢献活動をするために株式会社設立〉というのも、ちょっと珍しいですね。企業は営利を追求することが目的ですから、社会貢献活動目的なら、非営利法人のほうがふさわしいような。かつて私はNPOの理事長をやっていたことがあるので、そんなふうに感じました。
— 松井計 (@matsuikei) February 10, 2021
福原さんは今回非営利団体という形ではなく、株式会社という方法をとっています。
この理由は、コロナで衰退した企業の経済活動を活発化させることも視野に含まれているからだと考えられます。
新型コロナウイルスの影響で、スポーツ業界も大打撃を受けました。
不要不急の外出が控えられているので、スポーツの自粛も叫ばれています。
福原さんが企業の収益をあげることで、周辺企業の活発化につながるはずです。
これが広い意味で社会貢献ということになってくるのではないでしょうか?
企業には企業、非営利団体には非営利団体のやり方があり、どちらが優れているといったことはまったくないはずです。
今後の活躍が楽しみですね。