政治

【画像比較】光本圭佑のポスターは鬼滅のパクリ?法律的に大丈夫なの?

選挙ポスターを巡って大人気漫画が被害を受けています。

鬼滅の刃の柄をパクったとして維新の会の光本けいすけさんが炎上しています。

分かる人にはわかる通なオマージュではなく、堂々とパクっているのです。

一方で、鬼滅の刃をパクった政党は他にもあるようです。

今回は政治ポスターパクリ疑惑について紹介します。



光本圭佑の政治ポスターは鬼滅のパクリ

光本圭佑さんが自身の尼崎市議会議員選挙で鬼滅の刃をパクったとして問題氏されています。

疑惑のポスターはこちらになります。

これはだいぶ攻めたポスターですね。

まず、背景の画像は主人公炭治郎の服と同じデザインになっています。

この柄は「市松模様」という日本の伝統的な模様なのですが、これはさすがに狙ってますね。

そして、ロゴも鬼滅の刃とそっくりです。

オマージュの領域を超えている今回のポスターについて、SNSでは「アニメを政治利用するな」と批判の声が集まっています。

ちなみに、今回のポスターについて光本さんは自身のHPで以下のように述べています。

政治に関心の薄い世代にいかにして興味を持って頂くかを模索し続けてきた結果、今回のポスターを作成することとしましたが、様々なご指摘を受けましたことと紙質が印刷会社の手違いで指定と異なるものが入荷されたことにより、別デザインによる再発注をかけることと致しました。

引用: https://ameblo.jp/keisukemitsumoto/entry-12654531538.html

若い人の目を引くために努力することは素晴らしいことです。

埼玉県の戸田市議会議員に当選した西本誠さんも、自身の生い立ちを全面的に押すことで若者からの注目を集めました。

【画像】西本誠が入れ墨でも市議会議員にこだわる理由!当選巡り賛否両論の嵐2021年2月1日に西本誠さんが埼玉県戸田市議会議員に選ばれました。 西本誠さんといえば、全身入れ墨がすごいことで話題なのですが、その...

しかし、今回のような安直な方法で関心を引く行為は信頼性に欠けるのであまり良い効果はなかったのではないでしょうか?



政治家の中で鬼滅のパクリが止まらない

政治家の間で鬼滅の刃のパクリ文化が後を立ちません。

今回の選挙ポスター問題は光本さん以外にも行なわれています。

それが、自民党の鬼木さんです。

控えめであるものの、しっかりロゴをパクってますね。

鬼滅の刃の政治利用はポスターだけにとどまりません。

国会の質疑応答の際にも鬼滅の刃が引用されたのです。

辻元清美議員は鬼滅の刃に登場するキャラクターの言葉である

「全ての決定権は私にあり、私の言うことは絶対である。お前に拒否する権利はない。私が正しいと言ったことが正しいのだ」

という言葉を引用して使ったようです。

確かに、鬼滅の刃本編でこの用語は使われていますね。

自分の好きなものをここまで政治利用されて嬉しい人間は少ないです。

このような軽い気持ちの引用で国民の指示を得ようとするその態度はむしろ自身の評価を下げることになるのではないでしょうか?



法律的に大丈夫なのか?

光本さんのポスターは法律的には大丈夫なのでしょうか?

これに関しては、大手サイトにて光本さん自身が詳しく語っています。

大前提として、弁護士のリーガルチェックを受け、加えて集英社さんの知的財産課さんからお話をお聞かせいただいて作成しています。

(中略)

 とはいえ、その辺の権利関係はしっかりしなければなりませんので、集英社の知的財産課にお電話で確認をさせていただきました。

 市松模様に関しては、集英社さんは「日本古来の模様なので、許諾する、許諾しないという立場にありません」とのことでした。ポスターの市松模様はうちの政党カラーの黄緑色で作っているので、集英社さんは『そこを黄緑色にされているのであれば、なおさら話はありません』ということでした。

引用: https://biz-journal.jp/2021/02/post_205957_2.html/amp

しっかりと法律的に問題ないことを確認して、ポスターの作成を行ったようです。

しかし、法律的には問題ないとはいえ、SNSはモラルの面で非難を浴びる結果となりました。

政治に興味を持ってもらうきっかけという意味では上手く行ったのかもしれませんが、ひょう集めという意味では厳しい結果となった感じがします。

今後の運営スタイルに期待しましょう。